"新郎"に贈る「結婚披露宴を成功させる3つのポイント」

発言小町やブログで結婚式や披露宴に参加した人の愚痴や良かった点をかなりリサーチしていたのだが(趣味でね)、次のの3つのポイントを押さえておけば、参加者に喜ばれる結婚式が行えることが判明したので紹介したい。

2007-11-23

このエントリに書いてあることは的を得ていて、限りなく正解に近い。これを読んで自分の体験から学んだことをこれから新郎になる人に向けてまとめてみるテスト。

新婦を否定するな - 結婚を失敗させないために

新婦次第ではあるが、新婦は大なり小なり結婚式に夢を抱いてる。上記エントリどおりにするとそれをぶち壊す可能性がある。そんなことをすれば結婚した先に待つ生活がどうなっていくのか想像できるだろう。
ストレートに「これが正しいんだからこれに沿ってやるんだ!」なんて言ってはいけない。上記エントリに近づけるようにうまく仕向けていけるかがカギ。ちなみにこの手の努力は結婚してからの生活の中でのほうが出現頻度が高いのでそのつもりで。

配慮を怠るな - ポイント3は人による

ポイント1、2は反論の余地がない。しかしポイント3はかなり人によるので反論ではなく補足。

もし婚約者が「ジューン・ブライドが…」と言い始めたら、飲んでいる「いいちこ」でもぶっかけて、頭を冷やしてあげましょう。

2007-11-23

まさにこのとおりで、日本とは気候が違う海外の風習を持ち出すのはやめるべき。引用元にあるように参加者が参加しやすい時期を選ぶのが定石。ちなみにオレが式を行った場所のプランナー曰く、「結婚式は10月が一番多く、予約が最初に埋まる」とのこと。世間ではジューンブライドが云々とは言いながらも、実際には冷静に考えて秋を選ぶ人が多いのだろう。
が、オレは結果的にジューンブライドだった。それは秋(9月〜10月)は嫁さんの会社の仕事が忙しい=休みが取れないから。嫁さんだけなら休むことはできても、嫁さんの会社の人を呼ぶことができなくなる*1。絶対に参加してもらいたい親類が、その時期に忙しいのがわかってれば避けるべき。そんなとこまで配慮してたら・・・となるかもしれないが、祝ってもらう側は配慮とその努力を怠るな。

披露宴で酒を飲むな - 新郎には最後の挨拶が待っている

新郎の一番の見せ場である、最後のご挨拶。最後の最後に一番緊張する場面がある。それに備えてよほどの酒豪でない限り、新郎は披露宴で酒類を飲んではいけない。
オレはそれなりに酒は飲めるし、このエントリも日本酒を飲みながら書いてるのだが、「ちょっとぐらい大丈夫だろ」とタカをくくった挙句、後で痛い目を見た。披露宴後に倒れて動けなかったのだ。
披露宴中に多数の方からお酒を注いでいただいて、最初のほうでは普通に飲んだ。といっても、グラス1杯にも満たない量。しかしそれが命取り。今まで経験したことがない種類の緊張と、新郎新婦にのみ当たるライト。これが少量のアルコールをボディブローに変える。最後の挨拶と御見送りの時は今にも倒れるかと思った。
成功の秘訣は、注いでもらったら酒を唇につけること。口の中に酒を入れない。あくまでつけるだけ。それで飲んでいるように見せるのだ。実際に注いでもらった酒は足元の例のバケツへ。バケツへ入れるのを見られているような気がするが、新郎新婦が思うほど客は本人達を見ていないものだ。だから勇気を持ってバケツへGo!

まとめ

新郎ってのは楽なもんじゃない。ましてや結婚式は楽しいものではない。芸能人が二回目の結婚式・披露宴をやってるのを見ることがあるが信じられない。2ヶ月弱かけて準備したものが3時間弱で終わって、ん百万。だからこそ、これから同じ経験をする人にはオレと同じ失敗をしないでほしい。これから新郎になる人に。GoodLuck!

*1:秋に強行したら、会社の人がみんな休むことになる