誰にだって許せないやつの1人や2人・・・いるよね?

「あいつらに会いたくない」と遠回しに言ったら「でも今会ったらきっと違うよ」と明るい声で返ってきた。


違うんだ。あいつらにはいつまでも、あの愚かな、私の弁当を取り上げ、Tくんを追い詰めたヤツらでいてほしいんだ。そうじゃなきゃ私はあいつらを許さなくちゃいけなくなる。自分のやったことなんてきっと忘れてるだろうけれど、でもあいつらが「いい人」になってしまったら私はどうすればいいんだ。


万が一しでかしたことの一つくらいは覚えてて、「ごめんな」なんて言われたら、謝ってこられたら私は許さなくちゃいけなくなるじゃないか。怒りに任せてぶん殴ったら、気を済まさなくちゃいけないじゃないか。私は気を済ませたくなんかないんだよ。

同窓会には行かない

先日、同窓会・・・というほどじゃないけど、中学校の同級生が集まる機会があったけど同様の理由で行かなかった。まぁ運よくその日は仕事だったってのもあるんだけど。


その集まりは2度目。1度目はオレ以外も"あいつら"が嫌いなやつらが多くて"あいつら"に声をかけないとのことだったし、幹事のやつらはとてもいいやつらなので喜んで参加した。
しかし、先日の2度目は参加者の1人が"あいつら"を呼ぼうと言い出して結局呼んだらしい。呼ぼうと言われて明確に断れなかったんだろう。断ろうとするためには理由が要るし、そもそも断れば学生の時に"あいつら"がやってたことを自分たちがやることになるわけだから抵抗もあるだろうし。


特に"あいつら"の中に絶対に許したくない"あいつ"がいて、そいつに関しての気分は上記引用部分とまったく同じ気持ち。他のやつはビジネスモード*1でなんとか乗り切ったかもしれないが、そいつに関してはたぶん無理だろう。


"あいつら"を呼んだやつはとてもいいやつ。もちろん幹事のやつらもいいやつらだし、普段からお世話になってる。感謝してる。だけど"あいつら"の中の特に"あいつ"だけは許したくない。参加したやつに後から聞いたところ、"あいつ"はかなりおとなしくなっていたそうだ。彼に何があったかなんて知りたくもないが、やっぱり参加しなくてよかったと思った。


けど、3回目があったら参加するかもしれない。この文章を書きながらそう考えた。もしかしたらこの許せないっていう嫌な気持ちがいい方向に消化できるかもしれないと思い始めたから。参加できなかったらそれはそれでいいけど。

*1:その場に合わせて嫌なやつでも作り笑顔などで適当にやり過ごす、お仕事用のオレ。あまり得意じゃないモード